夏の終わりも近付いてきた今日この頃、男子ツアーもやっと本格的に連戦となります。 
                    今年もあっという間に大詰めの時期がすぐそこまでやってきていることですし、過ごしやすい日を見計らって、ギャラリーをしに行ってみませんか?  
                    
                   
                    トーナメントを観戦してみたいけど、チケットなどどうして良いかわからないという場合は同コラムの 第32回「ギャラリーしに行きませんか?」を参考にしていただくことにして、今回はギャラリーの方々に求められるルールとマナーといったものについて触れたいと思います。   
                    
                   
                     トーナメント会場で配られる選手の組み合わせとスタート時間の紙にはほとんどの場合、コースレイアウトの他にコース内でのギャラリーの方々に対する注意事項が書かれています。  
                      ボールの行方に注意すること、全てのカメラの禁止、指定の場所以外での携帯での通話禁止、指定場所以外での喫煙禁止…等。 
                      大会によって少々内容が異なっても、大きく違うことはあまりありません。 
                      それらの注意事項は守っていただかないと、選手のプレーに支障をきたす場合や、
                      他のギャラリーの方々を不快にさせるなどの問題が生じますので、
                      ぜひ守っていただきたいと思います。
                       
 特に、「ボールの行方に注意すること」に関しては、危険個所とされる場所に ボール落下地点とわかるような張り紙があったり、係りの人が配置されていますので、選手がどちらの方向から打ってくるのかに注意してください。 
                      そしてインパクトの音は結構コース内に響きますし、それに合わせるかのようにギャラリーの歓声も聞こえると思うので、耳を少し澄ませるような形で危険個所からは速やかに移動していただくことをお勧めします。 
                      係りが「どいてください」という形で指示を出す場合も少なくないので、選手から離れた位置で大丈夫そうに思われても、指示を出された場合は従ってください。 
                      打球事故を防ぐためだけではなく、選手がプレーに集中するためにも、飛球線上に誰かがいるという状況は避けてほしいと思います。 
                    打球事故は当てられた方はもちろん、当てた側にも大きな心の傷となります。是非、安全にギャラリーをしていただくように、ボールの行方には十分に注意をお願いします。  
                    
                   
                     
                       
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                        |   選手の球がどこに行ったのか、常に気をつけていてください。
                            ファーの声が聞こえたら、すぐに頭を守りましょう。
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                     携帯電話のカメラに関しては、プレーに支障が出ることがよく知られてきているようですね。シャッター音でプレーを妨げられることはまだあるようですが、ギャラリーの方同士でも注意しあうような状況が見られるようになり、少しずつでも改善されていっていることは嬉しい限りです。  
                    
                   
                     
                      ぜひ注意事項には1度目を通していただいて、楽しいギャラリーの1日を過ごしていただきたいと思います。
                      
                    
                     
                      最後に半分冗談半分本気で書かせていただきますと、私個人のギャラリーの方々に対するお願いとしまして、汗が止まらないような暑い日に、選手がショットに入る際、缶ビールを「プシューッ」という音を立てて開けることはやめてほしい! 
                      あの音は意外にもよく響きますし、何よりも体がビールを欲してしまいます。 
                      一口で良いから私にちょうだい!と何度思ったことか…。そんなキャディ失格の私のために、缶ビールを開ける際は私の耳に届かない場所でお願いします。 
                      
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